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虫歯について

  最近のお子さんは昔に比べそんなにひどい虫歯は少なくなったと言われています。確かにそう思いますし、検診に行く保育園でも1歳〜6歳まで検診をさせていただいていますがまず3歳くらいまでのお子さんには虫歯が少ないことを実感します。しかし4歳位から虫歯が急激に虫歯が多くなることを目の当たりにします。


これはいったいどうしてでしょか?

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1.まず歯の形態が複雑な
  奥の歯がはえてくること


 乳歯の前歯に比べて、歯と歯なの間の隙間が密状態に奥歯が生えてくる ため汚れや物が残り易いと考えられますし、それをブラッシングで綺麗に磨き取れないことにより虫歯の発生が多くなると考えられます。

2.食生活が変化してくる虫歯は
  急に発生するものではありません。


 虫歯の菌によって放出される“酸”によってまず表面が溶かされ、それが繰り返し行なわれることによって悪化し段々と虫歯の“穴”と化してのです。よってチョコレート、コーラ、お菓子などの砂糖を多く含んだ食べ物をとる時期に少し遅れて当然虫歯も発生してくるもののようです。

3.夜の歯ブラシが不十分なこと

 小さいお子さんですからまず自分で綺麗に磨けるわけがありません。当然親御さんの仕上げ磨きが必要です。
 しかし少なからずお子さんが立った状態で磨いていらしゃるのではないでしょうか。このやり方では十分ではないのです。出来れば床に座り足の間にお子さんの頭がくる状態にして上からお口を覗き込むようにして磨いてあげてください。状態が良く分かるはずです。出来れば小学3年生位まではお願いしたいところです。
 理由は腕の内転の筋肉は育ってきていますが外転の筋肉がまだ不十分なために良く磨けません。
 赤ちゃん等の歯の汚れはガーゼなどで綺麗に拭いてあげるだけでもいいです。


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それではどこの場所に
 多く虫歯は発生しやすいのでしょうか?

1.上の前歯の間
2.上下の奥歯のそれぞれ2本の場所

 以上の1と2で80%を占めるといっても過言ではないでしょう


虫歯にさせないためには?


1.まず夜はご両親の方が良く磨いてあげてください。
2.歯がはえてきたら予防処置をお薦めします。

@奥歯にシーラントの塗布

 奥歯(乳臼歯)のかみ合わせの面はかなり複雑な形と溝があります。ここはいつも唾液で濡れているためにそのようには見えないと思います。しかし実際は溝もかなり深い場合も多々あるのです。そのような場所に汚れなどが残り虫歯の発生に至るわけです。

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 シーラントとは溝の部分にシーラント剤(プラスチック系の材料)を入れ、溝を浅くし歯垢など汚れを溜まりにくくし、また掃除しやすいようにする処置です。この処置により虫歯に成りにくくなります。
 特に6歳臼歯である第1大臼歯が萌出してきたら必ずしてほしいと思います。 成分にフッ素も配合されています。 その他に汚れが溜まりやすい場所は歯と歯の間や歯と歯肉の境目があります。これらの部分にはシーラントはできませんので、必要に応じてフッ素塗布や糸ようじの使用をお勧めします。

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A定期的なフッ素の塗布

 フッ素は天然の成分で場所により水道水に添加しているところもあるようです。
 歯の結晶は強くなりますが、摂りすぎると「斑状歯」といっては歯の表面に白濁が生じることがあります。フッ素は確かに虫歯には有効ですが、万能というわけではありません。 歯磨きが悪く怠ると虫歯にはなります。

 一昔前は塗銀と言うくらいフッ素を塗ると歯が黒くなる薬剤がありましたが 現在ではそのような薬剤を使用することは少ないように思いますてはフッ素のどういうことが良いのかと言いますと・・・・ フッ素が歯の表面のエナメル質を再石灰化といって表面を強化して、安定した状態にしてくれます。 でもこの再石灰化という現象は毎日実はお口の中で起きている現象なのです。食後には表面が溶かされ、その後時間が経つと唾液によってまた再石灰化しているのです。だから良く磨くと虫歯にはなりづらい状態がキープできているのです。
 4ヶ月に1度、定期的に塗るといいと思います。日頃よりフッ素入りの歯磨き剤やうがい薬(アレルギーの反応が出た方はやめておいてください。アレルギーで亡くなった方の報告も数例あります)を併用すると格段の効果が期待できます。
     
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3.赤ちゃんのときに口移しで物を与えない

 赤ちゃんは生まれたときには、虫歯菌など一切持っていません。恐らくお母さんなどのキスや熱いものを上げるときにする“ふう”“ふう”やスプンなどを介して口移しで口移しであげるときにお母さんのお口の中の菌が感染して虫歯の菌などを獲得します。

 菌の量や質により違いは出ますが歯が生え始めの頃は出来るだけいろいろな人の唾液に注意してください。入れ歯の不潔な人はカンジダ菌を持っていることが少なからずあり注意でしょうか。ちょっと時期は違いますが小学校低学年の頃に犬や猫等の動物と“チュ”なんてやっていると「若年性歯周炎」といって原因は不確定な部分も有りますが20歳くらいでかなりひどい歯周炎(歯槽膿漏)になるといわれていますので注意が必要です。

4.キシリトールガムなどを用いる


 キシリトートは天然の白樺に含まれる成分で、現在もフィンランドから入ってきていますが元来糖尿業などに用いていた甘味料です。簡単に説明すると一般的な甘味料の糖分のショ糖を虫歯菌が摂取して代謝し「酸」を出し歯の表面に作用させ虫歯を作るわけですが、このキシリトールに限っては虫歯菌は代謝しても「酸」を産出できず、さらに代謝してもエネルギーとならないために菌が生きていけなくなり活動も悪くなり結果として「菌」の量も減り虫歯も減るということなのです。疫学上も有効と証明されています。
 よってお母さんなどもこのキシリトールを用いることによりお母さん自身も大変有益であると同時にお子さんにもその恩恵があるということになります。

 
   
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